2014年08月30日

安田神父様への手紙(続き)

 前回の続きです。


 前回の冒頭でおことわりしたとおり、「神父様を追い出す。。。」という、やや誤解を招く表現が出てきます。

 安田神父様は、伊藤司教様によって聖体奉仕会の霊的指導者に任命されていました。当時、聖体奉仕会で、姉妹方 及び 準会員、そして国内国外からの多くの巡礼者の霊的指導に努めておられ、そればかりでなく、聖マリアの家(準会員宿泊施設)や 新聖堂建設の計画、準備、施行と、大いに働いておられました。

 その神父様が、ある日突然、全くの閑職へと遠方の地へ送られてしまいました。

 このことは、当時、安田神父様は追い出されてしまったように、多くの人には思われましたし、また実際に、ある意味でそうだったのだろうか、と思います。

 この件で、圧力をかけたと噂された日本司教団も、もしそれが本当なら、善意の慎重論によって、教会指導者として為すべきことを為されたのだろうか、とも思います。



。。。。。。。。。。。。。。。。。
(手紙の続き)

 ところで、もうひとつ気が付いた事があります。
 新しい本に付け足されていた、伊藤司教様へのメッセージについて、です。

「・・・・・あなた方の願いが聞き入れられ、あなた方を導く司祭の与えられたことを伝えたのに、なぜ喜びをもって、早くみなさんに伝えないのか。
 この会は、あなたの長上だけのものではありません。あなた方を導いて下さろうとしている司祭は、すべてを投げうって、あなたの長上に従い、この会に捧げようとしておられます。それなのに、この与えられた司祭に、あなた方の導きのすべてを頼み、まかせようとねがわないのか。・・・・・・」

 このメッセージは、「安田神父様を、聖体奉仕会の共同創立者と任命してほしい。そして、会の霊性を確立してほしい。」という程の意味があったと悟りました。

 客員として、一時的に来ている指導司祭では、どうしても限界があります。 また、時々入れ替わっても、仕方のないことです。
 でも、聖母様は、安田神父様に、ずっと秋田の聖体奉仕会にいて、会を守り導いてほしかったのだろうと思います。神父様が追い出されたあとは、マリア様が願われた 「内なる一致」も 保てなくなってしまいました。そして、今となっては、まさに天使の言われたとうり、恵みが無くなってしまいました。
 もし、神父様が、会の共同創立者ということであったなら、そう簡単に追い出すことなど できなかっただろうと思われます。また、一部のマリア運動の司祭方が願われた時に、聖体奉仕会、第一会(司祭の会)さえも、創立され得たかもしれない、という気がいたします。

 ラッツィンガー枢機卿様は、「御出現と会の認可は別のこと」と仰ったそうですが、「御出現があったから会を認可する」というものではないことは当然です。全く別の次元の話なのです。が、枢機卿様の意向を誤解して「会は御出現とは関わりが無い」とするのも、愚かな事だと思います。

 例えば、跣足カルメル会でも、アヴィラの大聖テレジアや、十字架の聖ヨハネなどによって、霊性が確立されましたが、これらの大聖人の神秘的、霊的体験は、すべて私的啓示であり、それをもとに書かれた多くの偉大な著書は、カルメル霊性の表れの根源ともいうべきものではないでしょうか。

 「完徳の道」や「霊魂の城」ヌキのカルメル会など、考えられません。

 これらの、すべての私的啓示は、カルメル会に与えられた偉大なお恵みなのだと思います。・・・・というか、もっと広く、カルメル会に管理をまかされた、カトリック教会全体の、すばらしい霊的財産なのだと思います。カルメルの霊性は、カトリックの神秘神学を代表するようなものでありますから。


 聖体奉仕会も同じだと思います。

 秋田での一連の出来事、私的啓示は、会に与えられた尊いお恵みなのだと思います。そして、会の霊性を確立するために、その霊性を「形」にするために、聖母様は、神父様を必要とされたのだと思います。

 聖母の御涙によって表された「共贖者なる聖母マリア」の尊い意義ヌキの聖体奉仕会など考えられません。

 また、神父様の、すばらしい真のカトリック信仰、そして御聖体に対する愛と信心は、聖体奉仕会の霊性の基盤とされるべきものだと思うのです。霊性とは、見えない、つかみどころの無いものでありますが、書かれることによって、具現化することができます。

 安田神父様の多くの尊い御本、「聖母マリア像の涙」「奇跡と涙」「十字架の神秘」「聖母マリアと被昇天」などなどは、すべての会員と準会員に、また多くの信徒の方々に読まれるべきだと思うのです。


 聖体奉仕会、会員、準会員は、会に与えられた、この特別なお恵みを、感謝して、よく黙想し、「共贖者なる聖母マリア」、この偉大な真理の教義としての教会の公認と、人々の理解のために、特に祈らなければならないと思うのです。そして、そのことによって、母なるカトリック教会に貢献することができるのだろうと思います。

 この奇跡の一連の出来事、私的啓示は、聖体奉仕会をとうして与えられ、聖体奉仕会に管理をまかされた、教会全体のための財産なのです。


 こう考えて来ますと、聖体奉仕会 第一会(司祭の会)の創立が、本来 天主様の御旨であったのではないか、と思われてきまます。

 私的啓示にも、いろいろなレベルがありますが、個人的なものではなく、公の使命を持つような場合、特に これほど偉大な真理「共贖者なる聖母マリア」を 全人類に示すために 与えられた場合であれば、正しい神学の知識があり、理論的に物事を考える事のできる聖職者による管理と指導が どうしても必要だと 思えるからです。
 そして、ただ一人のその時点での指導司祭だけではなく、それを引き継いで、さらに理解を深め、また人々にも理解させるべく努める 聖職者のグループが 全世界のために 必要だろうと思われるからです。


 それにしても、天使の言われた「恵みと導きがなくなる」とは、恐ろしい残念なことです。私は、伊藤司教様創立の、現在の形の聖体奉仕会は無くなるのではないか、と考えています。聖体奉仕会は、新しい形で復興するだろうと思っております。

 ちょうどアヴィラの大聖テレジアが、原始規則に立ち戻った跣足カルメル会を起こしたように。当時はいろいろな反対もあり、跣足と跣足でない(なまぬるい緩和規則の)カルメル会と両方ありましたが、今ではカルメルといえば、跣足カルメル会のことであります。

 それと同じように、あるべき姿に立ち戻った神様とマリア様の聖心にかなう聖体奉仕会が、正しいカトリック信仰の元で創立されるだろうと考えております。そして安田神父様が天主様のお恵みによって理解し、書き表された「聖体奉仕会の霊性」を守り、深めていくために、多くの司祭方が後継者として与えられますように、願っております。


 また、いろいろと長く書いてしまいました。。。。

 ブログのこと、神父様の御意向をお知らせ下されば幸いです。

 ブログというのは、訂正、追加、削除など、とても簡単にできます。どなたかに、時々プリントしていただいて、神父様がお読みになられて、良くないと思われるところは、いつでも変更可能です。

 少しずつ始めておりますので、問題があると思われたら、どうぞお知らせ下さいませ。


00様、00様にも、どうぞよろしく。
0000の家の皆様のために、心からお祈り申しております。

私たちのためにも、どうぞお祈り下さいませ。
お祈りのうちに。
テレジア マルガリタ 



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2014年08月22日

安田神父様への手紙


秋田の聖母」の日が近づいてまいりました。

多くの方々が参加され、この日本に与えられた特別なお恵みに感謝を捧げ、マリア様を愛で囲む集いになるといいですね。

秋田の聖母=共贖者なるマリアを讃えて感謝するために、初心を新たにしてブログを再開したいと思いました。


最初に「秋田日記」を始めたときに、安田神父様にお送りした手紙を載せたいと思います。当時の私の気持ちが、よく表れているので。

私信ですので、これが書かれる前提となった状況をご存じない方々には、誤解を招きやすい表現になっているか、とも思いましたが、変えてしまうと文脈が通らなくなってしまいますので、あえてそのまま載せました。

もちろんのことですが、私は準会員制度を含めての聖体奉仕会の再興と発展を心から願っております。

。。。。。。。。。


<2009年9月ごろに書いた手紙>


 +アヴェマリア

 安田神父様、お元気でお過ごしですか。

 神父様のすばらしい御本「日本の奇跡 聖母マリア像の涙」を、最近、よく読んでおります。神父様のおっしゃるとおり、ファチマでも、ルルドでも、このように司祭が、聖母出現に一貫して係わり、詳細を記録した本は無いのですね。この事自体が驚くべき事で、本当に 神様は よくはからって下さったのだと感じます。

 実は去年5月に、この本をいただいたとき、読み始めたのですが、少し読んで、すぐに「極みなく美しき声の告げ」と同じだと思ってしまい、その後はほとんど読まなかったのです。むしろ、説教集1〜3などを、よく読んでおりました。

 神父様に 前回お手紙を書いてから、ふと「聖母マリア像の涙」をまた読み始め、少々の加筆と思っていた部分が、いかに大切な部分であったか、という事がよくわかってきました。
 特に、巻末の「聖母マリアの共贖性」の論文(講演内容)は、聖職者を含め、全てのカトリック者に読んでいただきたい尊いものです。

 この「共贖者なる聖マリア」が教義として認められるために、私たちは一生懸命 祈らなければなりませんね。

 そこで、秋田の聖母の御出現の本当の意義を、もっと多くの人々に知っていただきたい、と思い「秋田日記」というブログを始めてみました。(ブログというのは、コンピューターを通して見れる、個人で管理する雑誌のようなものです。)

 聖母マリア関係の、ほとんどのウェブサイトやブログにも、秋田のことは、1984年の公認あたりまでしか書かれておらず、その後は半分忘れられてしまっているようにも見えます。安田神父様のすばらしい論文も、ネット内では見あたらないようです。

 まだ試験的段階ですが、神父様の御本の紹介もしたいですし、私の雑感や想い出も含めて、少し読みやすくしてすすめたいと考えております。あまり時間が無いのでボチボチですが。。。。


 天使や聖母様のメッセージそのものには著作権は無いでしょうけれども、神父様や姉妹笹川さんの御文章の御本からの引用は、著作権法にふれない範囲に今のところおさえております。ただ、安田神父様の論文を全文掲載するには、神父様の許可が、やはり必要なのかなと思いました。

 それで以下のことをお尋ねいたします。

1)論文(「聖母マリアの共贖性」の講演内容)を全文掲載してもよいでしょうか?

*(管理人注)質問1)については、その後神父様から許可のお返事をいただきました。
この論文をお読みになりたい方は、右サイドバーのカテゴリ「聖母マリアの共贖性の論文」をクリックしてください。

*(管理人注)質問2)〜4)は省略

 いろいろあつかましくお願いしてすみません。1)については、お返事待ちながら、見切り発車して書いてしまうかもしれません。2)については、お返事があるまで書きません。よろしくお願いいたします。


 準会員の方々が、再び出会える場所(ブログ)になるといいなあ、と思っております。

 しかし、今は準会員制度も無くなったそうなので、準会員だった方々と言わなければならないのでしょうか。。。?


(つづく。。。長いので二回に分けます。)

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2012年11月01日

ヨゼフ・マリー・ジャック神父様からの手紙の抜粋


 ヨゼフ・マリー・ジャック神父様は、33年間、日本で宣教のために一生懸命、働いて下さいました。
神父様が主任であった教会は、教区内で唯一、信徒が増え続けていたとか。。。

 教区長であった浜尾司教様の御命令で、1982年頃、フランスに帰国なさいましたが、ヨゼフ神父様のお手紙によると、
「理由は主にパパ様の Inoestimable Donum 教書を訳したから、そして口で、できたら跪いて、御聖体を拝領するようにススメていたからです。
 とてもつらい思いをもって、愛する日本を去ってしまいました。しかし、従うところにいつも平安です。」
とのことでした。

 神父様にいただいたお手紙から、御聖体に対する侮辱を償うために、「聖体奉仕会の祈りを唱えて霊的聖体拝領をするように」奨めていらっしゃる部分を引用したいと思います。

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ヨゼフ・マリー・ジャック神父からの手紙の抜粋

(前半省略)。。。

...ご聖体が、最高の尊敬と愛を持って、ふさわしく日本中でも、礼拝され、賛美されますように、ますます祈って下さいね。

 そして、一度しかご聖体を受けられないから、せめて霊的聖体拝領をしょっちゅうなさるように、心掛けるようお勧めいたします。

 何故なら ご聖体は山ほど、人々に捨てられ、侮辱されているのです。
 このなかの、最もひどいものは、トイレに投げ捨てられています。
 これらのご聖体は霊的にでも、一度、人間に拝領されなければなりません。
 テレジアはお母さんと一緒に拝領してくれますか?

 しかし、このご聖体の数は、あまりにも、多いので、一日中、また眠っていても、吐く息、吸う息の度、拝領しなければなりません。

 この偉大な役目を果たすために、天の御父が霊魂たちを探しております。御父の御旨です。

 そして思い出す度に「聖体奉仕会の祈り」を何回も唱えて、その後必ず、霊的聖体拝領をなさって下されば、幸いです。

 こうすれば、テレジアは、三位一体の交流の中に、自然に、また、完全に入ることが出来るようになります。

 マリア様と共に、御子イエズスと一体化されたテレジアの霊魂を御父は どれほど 愛されることか?

 幸せな小さきテレジア・マルガリタよ!

 ごきげんよう。さようなら.....

     ちくたくのヨゼフ・マリー神父より

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2009年10月31日

ヨゼフ.マリー.ジャック神父様からの手紙の抜粋

私が 聖体奉仕会で 志願期だったころ、シスター笹川は、修練長様の アシスタントでした。
まだ 若くて 未熟な 私のことを 心配して下さったのか、よく いろいろと お話下さり、いつも、たいへん ご親切にして下さいました。

ある日、ちょっと お話した後、いろいろな色の まるい手編みの ロザリオ入れを 見せて下さり、赤いのを、ひとつ 下さいました。
今でも 大事に 持っておりますが、この赤い色を見ると、「 御心の信心と共に、御血の信心も大切に。」という 天使のメッセージが 思い出されます。


聖体奉仕会を、二年ほどで ある事情により 退会したあとは、鹿児島教区の 聖血礼拝会に、一年程 おりました。
そのころ、このメッセージについて、いろいろ黙想したことを、当事 文通していた ヨゼフ.マリー.ジャック神父様に 書きましたら、こんな お返事をいただきました。

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( 前略 )

聖マリアの奉献の祝日に、「聖血礼拝会」に入会して、御血に対する信心を 深める、また 生きる ために、ママ.マリア様は、この移しをなさったような 気がします。

私も、聖体奉仕会の”天使のメッセージ”をよんで、とても気にしたところは、一緒です。すなわち
<<御心の信心とともに、御血の信心も大切に。>>

あまり速く 読みすごしてしまう大事な言葉ではないでしょうか。?
そしてその尊い御血は、イエズスさまは、全部、母なるマリアさまの御心からくみとったのではないでしょうか?

イエズスとマリアとの間の不思議な関係!。。。

この深い玄義に、教会はまだ触れていないような気がする。。。

それを感じとるテレジアはしあわせ。。。小さきものの特権です。。。小さきテレジアも、御ミサの準備係りでしたので、それを口にしなくても、同じく考えて、テレジアに分かち合ったと思います。

(後略)
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 イエズスさまには、人間の父がありません。ですから聖母マリアさまの母性のみを肉身の親として、この世に生まれ給うたのです。

イエズス様とマリア様には、100%の血の繋がりがあります。これは全人類のなかで、唯一の親子関係です。どんな子供も一人の親とは、50%の血の繋がりしかないからです。

イエズス様の至聖なる御心と、聖マリアの汚れ無き御心は、全く同じ御血で完全に結ばれています。
 イエズス様の御体と、聖母マリア様の御体には、全く同じ御血が流れているのです。なんと驚くべき事でしょう。
 イエズス様が その御受難によって、流された御血は、マリア様の御血と 全く同じものなのです。


このことをよく黙想しますと、天主の御母として、聖母マリアの「無原罪の御宿り」は、必要不可欠であったことが、分かってくるような気がいたします。

また、「共贖者なる聖マリア」の意義の理解も、深められるような気がいたします。






posted by テレジア at 00:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 手紙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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