2016年12月22日

すべてのカトリック者のための聖伝ミサ


聖伝のミサ(トリエント・ミサ)は誰でも与かって良いのでしょうか?
カトリックの司祭は、誰でも皆、捧げても良いのでしょうか?

 はい、大丈夫です。
すべてのカトリック信徒は、このミサに与ることが、許可されています。
 そして、
すべての司祭は、トリエント・ミサを捧げることが、世の終わりまで、絶対的に許可されています。



「ヴァチカンの道」(横浜アクショングループ発行)第19巻 第3号の 
「何故教皇様は司祭がトリエントミサを捧げ信者がそれに与る権利を再確認なさったのか?」という
 福島睦男氏筆の記事より引用したいと思います。



。。。。。。。。。。。。
(引用ココから)


 伝統的ラテン語ミサが、トリエント・ミサと広く呼ばれるようになった理由は、トリエント公会議(1545〜1563)の命令に基づき設けられた神学者の委員会が、古代からの各時代のミサ典書の写本と典礼様式を精査・比較、その結論を受けて、聖ピオ5世が、当時バチカンのクリア(内閣)と西欧の多くの国々で、既に使われていたミサ典書を、その内容の神学的正確さと深遠さに鑑み、全世界の教会が使用すべきミサ典書として選択、勅令『クオ・プリームム』により、教皇の最高の権威を持って、その祈りの文言を固定し、この典書の使用を命令し、出版したからです。
 
(中略)

 この時、聖ピオ5世は、古代から受け継がれてきたミサ典文が、信仰を防御し、育て、強固にする豊かな内容を備えていることを深く考え、ミサ典書そのものを異端に対する防壁としたのです。
同教皇は、賢明にも、将来同じような異端が、表面上の装いと表現を巧妙に変えて、ある種の神学者の心に入り込み、「ミサ典書の典文の意味の歪曲を目指す可能性」を予見したのです。

そのため彼は、世々、トリエント・ミサの典文を厳密に防衛すべきことを命じました。このミサ典書の文言を削除してはならず、何も付加してはならないと命じた上、違反者への最後の審判での神の永遠処罰に関する警告を、勅令『クオ・プリームム』に組み込んだのです。

 この勅令の最も重要な部分は次の通りです。


 「永遠に法的拘束力を持つこの憲章により、私は、新たに出版されたこのミサ典書に、何も付加してはならず、何も省略してはならず、また、ここにあるどんな文言も変更してはならないと、申し付け、命ずる。
 私は、すべての教会において、このミサを、歌ミサ、あるいは読誦ミサとして捧げる際、司祭は、何の良心の呵責も感じる必要もなく、どのような罰則、判決、避難を受ける恐れも無く、絶対的に、このミサ典書を使用する永遠の許可と承諾を与える。
 司祭がこのミサ典書を使用するのは自由かつ合法である。」



(引用ココまで)
。。。。。。。。。



 聖ピオ5世教皇様の、なんと力強い、はっきりしたお言葉でしょうか。

 使徒継承のカトリック教会のミサ、すなわちトリエント・ミサを守るために、この勅令は1563年に発布されました。
 この勅令を出すにあたって、トリエント公会議の間(約18年)、多くの神学者たちが、古代の典礼文から始まって当時の最新の典礼文まで、ほぼすべての典書や写本を網羅して調査、研究して、最終的に絶対的決定版としたのが、トリエント・ミサなのです。
 しかも、教皇様の出される書簡の中では重要性の高い「勅令」によって、「すべてのカトリック司祭がトリエント・ミサを捧げる絶対的な永遠の許可を与えられている」のです。

 2007年にベネディクト16世教皇様の出された自発教令『スンモールム・ポンティフィクム』は、トリエント・ミサの この「絶対的な永遠の許可」を再確認したものです。
 新ミサが発布されたとしても、このトリエント・ミサの「絶対的な永遠の許可」は常に有効で、取り消し得ないものである、と。
 このミサは、”けっして廃止されていない”(numquam abrogatam)と。

http://www.cbcj.catholic.jp/jpn/feature/benedict_xvi/bene_message243.htm


 トリエント・ミサは懐古的なミサなのではなく、時間を経ても価値の変わらない真にカトリック的な美しいミサなのです。

 それほどに素晴らしいミサなので、もっと多くの司祭が捧げられ、もっと多くの信徒の方々が与る機会がありますようにと、心から願っております。



にほんブログ村 哲学・思想ブログ カトリックへ
カトリックブログランキング- よろしければ、めでたしひとつと クリックひとつ お願いします。





posted by テレジア at 16:02| Comment(0) | TrackBack(0) | カトリック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/445146533
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
タグクラウド