2016年08月08日

カトリック新聞に載った「聖ピオ十世会」の記事


 5月の秋田巡礼で、聖体奉仕会の聖堂に行った際、入り口横の「ご自由にお持ちください」のコーナーに、ちょっと古いカトリック新聞があったので、数部いただいてきました。
 家に帰ってから読んでいたら、驚くことに「聖ピオ10世会」の記事が載っていました。

 以下はその記事のコピーです。
(写真の下に、スマホなどの画面が小さくて文字が見えづらい方のために、掲載文をタイプしたものも載せてあります。)

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CatholicPaper.jpg



「ピオ10世会」司教と会談
教皇、「個人的かつ非公式」に

【バチカン4月4日CNS】
 バチカン高官と伝統主義団体「ピオ10世会」指導部との間で交渉が続いている中、教皇フランシスコはバチカンで、同会の指導者、ベルナール・フェレイ司教と会談した。
 教皇庁広報局は、4月1日に会談があったことは認めたが、詳細は明らかにしなかった。「ピオ10世会」は同会のウエブサイトで、会談が4月1日の夜に行われたことを公表している。
 「教皇フランシスコは個人的で非公式な会談を望み、公式謁見の形式を取らなかった」と同会の発表は述べている。

 会談は「40分に及び、和やかな雰囲気で行われた。会談後、現在のやりとりを継続していくことが決められた。会の教会法上の地位については直接触れられることはなく、教皇フランシスコとフェレイ司教は、こうしたやりとりを急がずに続けていくことを決めた」という。

 「ピオ10世会」はもはや離教状態にはないと見なされていて、司教たちの破門も2009年に解除されたが、同会の司教や司祭が執行する秘蹟が有効で合法かどうかについては疑問が残されたままになっている。
 同会の司教たちは1988年に、教皇に承認なしに叙階を受けたことで破門された。同会の創立者で、その司教たちを叙階して破門されたマルセル・ルフェーブル大司教は91年に逝去した。

 同会の司教や司祭、信徒たちの地位を完全に正常化することを目指す交渉は、2000年から断続的に行われてきた。交渉で特に重点が置かれているのは、第二バチカン公会議の教えと、特に、信教の自由やエキュメニズム(教会一致運動)、典礼、諸宗教との関係についての公文書。


(カトリック新聞 2016年4月17日付 第4334号 (2)ページ中段より引用)

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 よくまとまっているのではないでしょうか。現時点での海外の一般記事と歩調を合わせた、公正な記事であると思います。

 教皇様が、いつくしみの聖年に際して、聖ピオ十世会に「告解(ゆるしの秘跡)のための裁治権」を与えて下さったことを含めて欲しかった、とも思いましたが、文字数の都合もあるのでしょう。
「いつくしみの特別聖年の間に聖ピオ十世会の司祭からゆるしの秘跡を受けた信者の罪のゆるしを、有効かつ合法なものとすることを認めます。」(フランシスコ教皇の書簡より)
http://www.cbcj.catholic.jp/jpn/feature/francis/msg0263.htm


同会に関する私の個人的な考えなどは、過去記事に何度か載せておりますので、よろしかったらご参考になさってください。


聖ピオ十世会とカトリック教会の和解へ、合意に向けての最終協議中
http://akitadiary.seesaa.net/article/278220122.html?seesaa_related=category

聖ピオ十世会近況
http://akitadiary.seesaa.net/article/423819355.html?seesaa_related=category

SSPXの聖伝ミサをお薦めいたします
http://akitadiary.seesaa.net/article/434597052.html?1460560816



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posted by テレジア at 00:17| Comment(2) | TrackBack(0) | 聖ピオ十世会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
テレジアさん、こんにちは
この記事を読んだのですが、現在も
「司教たちの破門も2009年に解除されたが、同会の司教や司祭が執行する秘蹟が有効で合法かどうかについては疑問が残されたままになっている。」
ままなのでしょうか?
洗礼とか告解は無効の可能性が高いんですか?
Posted by taro at 2017年04月15日 08:56
taroさん、コメントありがとうございます。
お返事遅くなってごめんなさい。

結論から言うと、洗礼も告解の秘蹟も「無効の可能性」はありません。

もともと、洗礼の秘蹟は皆、有効でした。そして、今も、これからも、ずっと有効です。これについては疑問が呈されたことはありません。

「告解」については、聖ピオ十世会側は、当初から有効性を主張していましたが、教会側に疑問を呈する人々もありました。
 フランシスコ教皇様が、この問題にはっきりと結論を出されました。聖年の間、「聖ピオ十世会の司祭からゆるしの秘跡を受けた信者の罪のゆるしを、有効かつ合法なものとすることを認めます。」とされ、その後も延長することとなったのです。
ですから全くご心配いりません。

聖ピオ十世会のミサは美しい聖伝ミサです。
機会があるなら、一度、行って見られることを心からお薦めいたします。
Posted by テレジア マルガリタ at 2017年04月17日 01:29
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