2015年11月14日

煉国の霊魂と聖母マリア

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煉国の霊魂は、よく炎の中にいる姿で描かれています。

生前の「罪」の償いの苦しさを表しています。
(カトリックで言う「罪」とは、社会的な犯罪ばかりではなく、「思い、言葉、行い、怠り」によってなされた至らぬこと、不親切、憎しみ、聖に対する不敬、不遜や、他人や社会に悪事や不幸を望むことなども、すべて含みます。)

さまざまな霊魂の、煉国の「清め」の重さと期間は、死の直後の私審判のときに、定められます。
神様によって定められる「判決」は、誰も変えることはできません。


が、「恩赦の約束」はいろいろあるようです。

たぶん最も良く知られているのが、茶色のスカプラリオの「土曜特典」というものではないか、と思います。

ちょっと引用します。
。。。。。

茶色のスカプラリオには"土曜特典"といわれるものがあります。

祝せられた童貞は、1322年3月3日、教皇ヨハネス22世に御出現になられ、伝えられました。
「あなたは次のキリストの代理者となるでありましょう。あなたが教皇になります時、"土曜特典"を知らせる事が私の望みです。"土曜特典"によって私達は霊魂を死後の最初の土曜日に煉獄から解放する事が出来ます。それには三つの条件があります。

第一に、スカプラリオは最初に、授ける司祭によって祝別される事。

第二に、日夜常にスカプラリオ(もしくは教皇聖ピオ10世によって許可されたイエズスの聖心とカルメル山の聖母の代用のメダイ)を着用する事。

第三に、各自の立場(既婚・未婚)において貞潔を守る事。また日々ロザリオ、もしくはスカプラリオを授ける司祭が定めた祈り(一般的には毎日10回天使祝詞を唱える)を行う事です。」

そうして15世紀に、スカプラリオにこの"土曜特典"が加えられました。

しかし後に我らの御母は、福者聖母のドミニコに啓示されました。
「私のスカプラリオは数多く着用されておりますが、少数の者だけが三条件を満たしております。」

http://hoarun.web.fc2.com/PrayRosary.htm 
上記リンクより引用

。。。。。。


3番目の条件や、一般の免賞を受ける際の条件があり、なかなか、「死後最初の土曜日」というのは難しいかもしれません。

でも、そうであっても、聖母マリアに信心の深かった煉国の霊魂たちは、おそらく、毎週の「聖母の土曜日」には、何らかの慰めが与えられるのではないかと思います。
聖母マリアさまは、私たちが不完全であっても、それなりに良くして下さるのですから。

例えて言えば、刑務所に服役しているとき、毎週土曜には、差し入れをもって面会に来て下さる優しいお母さんがいるような感じではないでしょうか。面会室に行ければ、気も晴れるし、情報も入るし、美味しいものも少しいただけるし、という感じです。同じ服役期間でも、ぜんぜん違いますよね。

迫害の頃、3尺牢に入れられていたキリシタンが、「毎晩、美しい婦人が会いに来てくれるから寂しくない」と言っていたという話もありましたね。

聖母の子供たちは、煉国でも そのように聖母マリアさまから恩恵を受けるのでしょうと思います。



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