2014年06月19日

エピローグ 安田神父様の追悼ミサの説教


 トマス・アクィナス安田神父様の追悼ミサの式次第と様子、神父様の写真などを、知人が送って下さいました。

 シューベルト神父様が、心の込もった素晴しいお説教をなさって下さって、そのコピーもいただきました。


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 安田神父様のお写真は、マリア様を思わせる薄いブルーの背景で、清らかなお顔の神父様は天使のような御様子ですね。年を取るほどに人はその人生が顔に表れるものではないか、と改めて思いました。
 神父様のお写真を見て、神父様は遠くに言ってしまわれたんだなあ、と実感が湧きました。
 なんだか、まだ聖ミカエルの家で、お祈りして下さっているような感じが消えなかったのですが。

 シューベルト神父様には、母が昔お世話になったことがあります。
この場で許可を願いつつ、転載させていただきます。感謝のうちに。

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(引用ココから)


2013年12月14日(土)
於 南山教会大聖堂
神言修道会会員 故トマス・アクィナス安田貞治(やすだていじ)神父様の追悼ミサ



安田神父様 追悼ミサの模様

 2013年12月14日(土曜日)午前10時30分より、名古屋教区南山教会で執り行われました。300名は入れると思われる聖堂は ほぼ8割方の参列者で埋められました。
 
 安田神父様の御遺骨は司祭団に護られて入堂し、祭壇前に飾られた神父様のご遺影の前に置かれました。
 
 共同司式をされる神父様は神言会日本管区長 市瀬英昭師以下10名。
 説教は半田教会主任シューベルト師でした。

 ミサ後、参列者一同御遺骨に花を捧げて、神父様の天国への凱旋をお祈りいたしました。
 納骨式は午後2時より多治見で行なわれるとのことでした。


安田神父様追悼ミサでの説教要旨(シューベルト神父)

 安田神父様は神言会会員の中で最年長でした。先程読まれた聖福音(ルカ2:25−35 シメオンの賛歌と預言)の中のシメオンのように、神の訪れを待ち望みながら、神の救いを宣べ伝えられました。

 1948年、日本で初めての神言会会員となりました。
 新潟教区で助任を勤めた後、南山の中・高校で7年間宗教教育を担当され、多くの生徒に洗礼を授けました。 この南山教会がかまぼこ型だった頃(旧米軍兵舎だったから?)主任として着任、この建物の建設中に東京の吉祥寺教会の主任に迎えられ、1957年から74年まで17年間その任にありました。
 1974年から87年まで13年間、秋田の聖体奉仕会の指導司祭を勤められました。
 その後、多治見の修道院を経て2005年からは千葉県八街市の聖ミカエルの家で晩年を過ごされました。

 私(シューベルト)は、安田神父様が吉祥寺教会主任のとき助任を勤めました。多方面にわたって教会活動を任せられ、同師から素晴しい影響を受けました。僅か8ヶ月の在任期間でしたが、その間10名の受洗者が出ました。このことは、若い司祭にとって素晴しい励ましとなりました。安田神父様に尊敬をもって感謝します。

 40年後 多治見で、今度は私の許で引退生活を送られました。

 聖体奉仕会の指導司祭としてなさった大切な仕事は “マリア像の涙” の出来事を忠実に書き残されたことであります。
 1997年には ローマでの国際マリア大会で有名になった論文を発表され講演をされました。テーマは「マリア様の共贖性」でした。
 前教皇ヨハネ・パウロ二世は代理を秋田に送られました。

 今年の十月十二日には 全世界のマリア巡礼所10カ所を衛星中継で結んで、共にロザリオの祈りを唱える「聖母マリアとともに過ごす祈りの夜」が催されましたが、その10カ所の中に秋田が含まれました。これは安田神父様の執筆活動の結果と言えます。
 そして秋田への巡礼は益々盛んとなっています。ルルド、ファチマ、グアダルーペに続いて、アキタは間接的にローマから認められているわけです。

 私は、安田神父様が千葉に移られてから、四、五回お見舞いしていますが、その度に聖母の涙について語られました。神父様の聖母への崇敬は霊的成長の糧となっていたと思います。

 数回の入退院を繰り返されましたが、奇跡的に回復されました。10月12日から13日にかけての聖母への祈りの夜を、神父様は過ぎ越されました。そして勝利を体験され、より素晴しい世界へと導かれて行かれました。死ぬ瞬間、「顔と顔を合わせて」「御子をありのままに見る」ー 今日読まれたヨハネの手紙にあるようにー という出来事を体験されたことでしょう。

 この素晴しいことについて、神父様は100回以上説教されました。
 1950年代 南山高校でかなり多くの洗礼を授けられました。洗礼を受けた人は神の子の見本であり、キリストに似るように努めることが大事です。すなわち信、望、愛をもって毎日努力することです。
 安田神父様の信仰生活は私どもにとって貴重な遺産です。神父様の揺るぎない信仰をクリスマスプレゼントとしてお持ち帰りください。
 
 神の顔の光を安田神父様と皆さんの上に照らしてくださいますように。アーメン。


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